スキンケアコラム

肌が若返る方法はある?3つの老化原因とその対策

肌が若返る方法はある?3つの老化原因とその対策

肌を若返らせるためには、肌が老ける原因である、

  1. 紫外線による光老化
  2. 細胞の自然老化
  3. 炎症老化

を解消する必要があります。

肌が老ける原因の詳しい説明は

参考記事
老化
肌が老ける原因は何?理由の8割は〇〇だった

30代を過ぎると、肌のお悩みはシミ、シワ、たるみ、くすみなど、肌の老化が原因のものが占めています。 そこで対策を…と思ってやみくもにエイジングケア商品で高いものを買うのはちょっと待って! 普段の生活態 ...

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を参考にしてください。

そこで、この記事では、お肌の若返り方法として、

  1. 紫外線による光老化への対策
  2. 細胞の自然老化への対策
  3. 炎症老化への対策

について詳しくご紹介します

1.紫外線による光老化への対策

紫外線による光老化への対策

肌が老化する原因の80%にもなる紫外線によるダメージ。

今までの紫外線の蓄積ダメージは変えられませんが、これから先の肌の美しさを保つには、まず紫外線対策をするのが一番効果的です。

正しい紫外線対策ができているか、今一度見直してみましょう。

日焼け止めは通年利用

「日焼け止めは夏しか塗らない」となっていませんか?

日焼け止めは通年利用で

出典:資生堂アネッサHPより

表を見てわかる通り、紫外線は夏だけでなく1年中降り注いでいます。
特にA波(UVA)は春でも夏とさほど変わらない量です。

紫外線がお肌に与えるダメージについては、
「肌の老化の原因は何?」
肌の老化原因1.紫外線による光老化
で詳しく解説しましたが、

地表に届く紫外線はA波(UVA)とB波(UVB)があり、どちらも日焼け止めでブロックできます。

紫外線A波とB波によるお肌への肌ダメージ
生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方

ブロックできる度合いは、A波→PA、B波→SPFで表示されています。

紫外線A波(UVA) 紫外線B波
(UVB)
占める割合 紫外線の9割 紫外線の1割
特徴 [生活UV]
窓ガラスや車も透過。室内日焼けの主な原因。
[レジャーUV]
屋外での日焼けの主な原因。
肌への
影響
シワ
たるみ
シミ、乾燥
そばかす
日焼け止めの表示 PA+~++++ SPF1~50

日焼け止めのSPFとPAの数値を選ぶ基準が分からない場合は、下の「生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方」を参考に選ぶようにしてください。


出典:資生堂HPより

また、晴れの日を100%とすると、曇りの日は65%、雨の日は20%と、どの天候でも紫外線はあるので、「朝のスキンケアの最後にUVケア」これを習慣化してしまいましょう。

日常生活にはSPF20PA++程度の日焼け止めを使うとよいでしょう。
クレンジング不要で洗顔だけで落とせる商品が多く、肌への負担もそれほどないので、デイリー使いに向いています。

なお、塗る際は顔だけでなく、年齢の出やすい首や手の甲にも忘れずに。

日焼け止めに使われる紫外線吸収剤は強い成分なので、紫外線吸収材にアレルギーが出る人や肌の弱い方には無配合タイプを選ぶとよいでしょう。

出典:日本香粧品学会誌 紫外線によるシミ・シワ(光老化: ひかりろうか)を防ぐために知っておくべきこと(PDF)

日焼け止めの塗り直しにはパウダーファンデーションを利用する

日焼け止めの塗り直しにはパウダーファンデーションを利用する

日焼け止めは朝1度塗ったら終わり、ではなく2~3時間の塗り直しが必要です。

メイクの上から日焼け止めを塗ると、ファンデーションが崩れてしまうため、クリームタイプの日焼け止めは塗り直しができません。

UVの表示がなくてもパウダーファンデーションやフェイスパウダーを利用すると酸化チタンなどが紫外線散乱剤と同じ働きをするので、肌に負担をかけず日焼け止めと同時にできるのでおすすすめです。

より効果を求めたい場合はUVカットタイプのパウダーファンデーションやフェイスパウダーを使うのもよいでしょう。

サングラスをする

「日傘をして日焼け止めを塗っていればもう大丈夫!」となっていませんか?

目が紫外線をうけると、脳が「メラニン色素を作れ」という指令を出し、皮膚が黒くなり定着するとシミになります。

つまり、目が日焼けをする=肌が日焼けを
する ということで、日傘や帽子だけでは紫外線を防ぐことができないので、サングラスが有効です。

ちなみに、サングラスを選ぶ際はUVカット機能があるものを選び、瞳孔が開いてしまわないように色が濃すぎないレンズ色のものを選ぶとよいでしょう。

参考:SHADE SKIN PROJECT HPより

2.細胞の自然老化への対策

2.細胞の自然老化への対策

加齢による自然な老化は仕方のないこと…とはいえ出来ればその影響は最低限に抑えたいもの。

細胞の自然老化がお肌に与えるダメージについては、
「肌の老化の原因は何?」
肌の老化原因2.細胞の自然老化

で詳しく解説しましたが、

自然老化に少しでも対抗できるよう、日々の生活で見直せることがあるので、対策として有効な以下の方法をご紹介していきます。

●皮膚の保湿成分の減少による乾燥→
セラミド配合の化粧品で補う

●皮膚のハリを支える成分の減少→
肌の老化に対しての効果がある成分が化粧品で補う

●成長ホルモンの減少→
良質な睡眠をとり成長ホルモンを分泌させる

●抗酸化酵素の減少→
抗酸化作用のある食べ物を摂る
抗酸化作用のある成分配合の化粧品を利用する

●女性ホルモンの減少→
女性ホルモンを整えるために女性ホルモンに似た栄養素を摂る

 

肌の保湿成分の減少対策にセラミドを補給する

肌には本来、アレルギー物質や細菌、乾燥から肌を守ると同時に肌内部の水分を蒸発させないバリア機能が備わっています。

乾燥から肌を守ると同時に肌内部の水分を蒸発させないバリア機能が備わっています

皮脂膜の働き→
アレルギー物質、細菌、摩擦、乾燥から肌を守る
角質層の働き→
体内から水分が出て行くのを防ぐ

20歳を過ぎると、角質の潤いを保つ保湿成分(セラミド、皮脂、天然保湿因子)が自然と減少していきます。

50代になるとセラミドの量は20代のころの半分にも減ってしまいます。

すると、角質層が不均一な状態となって、肌の内側にある水分が蒸発しやすくなってしまいます。水分を失った皮膚は、かさつき固くなりシワになってしまいます。

美しい肌を保つには、セラミドが配合されている化粧品をチョイスして、積極的に補ってください。

「肌のバリア機能」&「体内の水分を蒸発させない」のダブルの機能が働く乾燥のない美しい肌を目指しましょう。

肌の老化に対しての効果がある成分が入っている化粧品を使う

肌の老化に対しての効果が証明されている化粧品成分があります。

皆さんもよく耳にすると思いますが、皮膚深部の表皮と真皮層で働く成分で「ビタミン」や「コエンザイムQ10」です。

ビタミンは体内で生産されないため、外からの補給が不可欠です。

補酵素のコエンザイムQ10は体内生産が年齢とともに減少します。

これらを積極的に補い、皮膚の再生の手助けをしてあげるとよいでしょう。

成分 成分の働き
ビタミンC メラニン産生抑制,コラーゲン合成促進・分解抑制
ビタミンE 皮膚中で抗酸化ネットワークを駆使して,日焼け,癌などの様々な障害から皮膚を守る
ビタミンA
(レチノール)
表皮細胞の増殖促進,ターンオーバー制御作用,コラーゲン産生促進作用
コエンザイムQ10 表皮に多く存在し,肌細胞の活性化やシワに効果がある

また、新しい技術ですが、再生医療で利用される幹細胞を培養した過程でできる分泌液を使った「幹細胞培養液」を使用した『幹細胞コスメ』もあります。

これらは細胞を育てるための数百種類の栄養(コラーゲンやヒアルロン酸、成長因子)が含まれているので、細胞を活性化させる力を持っており、ターンオーバーの手助けをしてくれます。

肌へより踏み込んだケアをしたい場合は、再生医療技術を応用した『幹細胞コスメ』の利用もおススメです。

選び方や具体的商品については、「幹細胞コスメおすすめランキング11選 | ヒト・植物幹細胞の違いと選び方を解説」でも詳しく紹介しています。

参考記事
幹細胞コスメおすすめランキング16選 | ヒト・植物幹細胞の違いと選び方を解説

幹細胞コスメおすすめランキング16選 | ヒト・植物幹細胞の違いと選び方を解説 美容液やマスクなど、幹細胞コスメのおすすめ商品を「ヒト由来」と「植物由来」に分けてランキング形式でご紹介します。 幹細胞 ...

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参考:日本未病システム学会雑誌12 巻 (2006) 1 号
ストップザ肌の老化(PDF)

成長ホルモンの分泌のため良質な睡眠をとる

成長ホルモンの分泌のため良質な睡眠をとる

成長ホルモンは眠りが深いときに分泌されます。

成長ホルモンと聞くと「子どもの身長が伸びるのに必要なもの」というイメージがあるかもしれませんが、大人になっても分泌され、細胞の新陳代謝を促し、老化した肌を修復します。

<良質な睡眠をとるための方法>
●午前中に日の光を浴びる
●食事・カフェイン・アルコールは寝る3時間前まで
●寝る前の激しい運動はNGストレッチはOK
●体温差で眠気が来るので入浴は寝る30分~1時間前に
●寝る前の寝室はオレンジ色の照明で暗めに設定
●TVやPCやスマホなどブルーライトを発する電子機器は眠気ホルモン「メラトニン」を減少させるので寝る前は見ない

睡眠は最低でも6時間、可能なら7~8時間はとるようにしましょう。

抗酸化酵素の減少対策に抗酸化作用のある食べ物を取る

抗酸化酵素の減少対策に抗酸化作用のある食べ物を取る

活性酸素による酸化ダメージで、シミや肌の硬化、黄ぐすみが発生します。

活性酸素を取り除くための抗酸化酵素は、20代がピークで徐々に低下していきます。

抗酸化作用のある栄養素は普段の食事でも摂れるので、積極的に補なってあげましょう。

良く知られる抗酸化物質を多く含む食品は

  • ビタミン類
  • ポリフェノール

です。

成分 含まれる食品
ポリフェノール ブドウ、ブルーベリー、
タマネギ、ブロッコリー、大豆
ビタミンA ほうれん草、ニンジンなどの緑黄色野菜
ビタミンC キウイ、パプリカ、ピーマン
ビタミンE ナッツ類や魚卵

活性酸素は、喫煙、アルコール、脂肪の摂りすぎ、紫外線、ストレスによっても増加するので、これらの悪習慣も減らすようにしましょう。

女性ホルモン減少の対策に類似成分を摂取する

女性ホルモン減少の対策に女性ホルモンに似た成分を摂取する

女性ホルモンの「エストロゲン」は、コラーゲンやヒアルロン酸の生成を促しお肌にハリと潤いをもたらします。

エストロゲンは20代でピークとなり平均51際の閉経時まで徐々に低下していきます。

女性ホルモンに似た働きをするもとのとして「大豆イソフラボン」が知られています。

大豆イソフラボンと腸内細菌によってエクオールが作られ、それが女性ホルモンのような働きをします。

成分 含まれる食品
大豆イソフラボン 豆腐、納豆、おから、豆乳、味噌などの大豆製品

しかし、腸内細菌がおらずエクオールを作り出せない人が、日本人の女性の2人に1人はいるそうです。

その場合は、「エクオール」が入ったサプリメントも販売されているのでそちらを摂取するのも効果的です。

3.炎症老化への対策

炎症老化への対策

光老化が約80%、自然老化が約20%と、老化の原因のとして影響は少ないですが、最近注目されている炎症老化。

肌の一番外側にあり外部刺激から守ってくれる表皮は約0.2mm。その下の肌のハリと弾力を保つ真皮は約2mm。
肌は想像するよりも薄くデリケートです。

炎症によりお肌に与えるダメージについては、
「肌の老化の原因は何?」
肌の老化原因3.炎症老化

で詳しく解説しましたが、

とにかく肌を擦らず刺激を与えないようにしてケアするのがポイントです。

ここでは、炎症が起きやすい習慣を上げていくので、普段の自分に照らし合わせてください。

クレンジング・洗顔方法を見直し摩擦を減らす

クレンジング・洗顔方法を見直し摩擦を減らす

クレンジングは肌に一番負担がかかる作業なので、慎重に行いましょう。

  • 洗浄力が強すぎる合成界面活性剤入りを使わない
  • 温度の高い湯で皮脂やセラミドを落としすぎない
  • 力を入れて擦らない

を前提条件としてお手入れをしていきます。

<肌に負担を与えないクレンジング方法>
●クレンジング順番は、Tゾーン→Uゾーン→目元口元で。
●目元口元は皮膚が薄いので、アイメイクを落とす際はゴシゴシこすらない。
●クレンジングはやさしくなじませ洗い流すまで約1分程度で終わらせる。
●30℃位のぬるま湯で洗い流すで。
●シートタイプのクレンジングは摩擦がおきるので使わない。

<肌に負担を与えない洗顔方法>
●朝は洗顔料なしの30℃位のぬるま湯洗いで。
●泡立てネットを使い、もこもこ泡でこすらず優しく洗う
●タオルで拭く際は、こすらずに押し付けるようにして水分をとる

スキンケアアイテムを絞り摩擦を減らす

肌に良かれと思って、たくさんのスキンケアアイテムを使うのは、肌の摩擦の負担を考えると逆効果かも。

肌への必要最低限の接触で最大限の効果が得られるよう、化粧品の成分は厳選し、アイテムは絞りましょう。

コットンによる摩擦を減らす

コットンを使うとどうしても擦るような動作になってしまいがち。

スキンケアアイテムは肌に「塗りこむ」というよりは「のせる」感覚で指の腹や手のひらでやさしくプッシュしましょう。

美容ローラーや力強いマッサージによる摩擦を減らす

美容ローラー

流行りの美容ローラーやマッサージ。リフトアップによさそうですが…効果は直後に一時的にリンパの流れが良くなる程度で、科学的根拠はないそう。

良かれと思ってやっている過剰なマッサージは、加齢や紫外線で減少したコラーゲンなどががさらに引っ張られ、逆にシワやたるみが増える原因となります。

皮膚の厚みが2mm程度と思うと、素人には力加減のコントロールが難しく、過剰な摩擦と刺激になって肌に負担がかかるだけなので、使わない方が無難です。

皮膚に常時圧力をかけるという点では、頬杖も同じくNGです。普段何気なくしてしまう動作なので気を付けましょう。

まとめ

肌が若返るには、紫外線への対策と食や睡眠などの正しい日常生活、肌に負担のないお手入れを毎日着実に繰り返すことが大事です。

近道はないので毎日着々と積み重ねていきましょう。

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